もちもちスベスベの美肌を目指せ!美肌に効く食べ物や専門の治療方法など
更新日:2022年12月1日 木曜日誰もが憧れる、きめの細かいスベスベでもちもちの「美肌」。
美肌になり、それを維持するのには、何が大切なのでしょうか?
美肌に効果のある食べ物や飲み物、美肌になるのを妨げる肌の悩みとその治療方法、そして日常生活でできるケアについてご紹介していきます。
※この記事は、美容皮膚科タカミクリニック副院長の山屋 雅美医師が監修しています。
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「美肌」とは一体どういう状態?
美肌といっても、そのイメージは人それぞれです。そもそも、「美肌」とは一体どういう状態なのでしょうか?
美肌になるためには欠かせない、3つの要素についてみていきましょう。
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【1】うるおい
よく言われる「瑞々しい肌」とは、言い換えるとうるおいがあるということです。肌の角質に十分な水分があり、手で触るとしっとりしており、目で見るときめが細かい状態のことを指します。
【2】透明感
透明感がある肌とは、血色が良い、健康的な肌の色である状態です。ターンオーバーがスムーズにおこなわれている血色の良い肌は、健康的なイメージを与えることができるでしょう。また、メラニン代謝が活発な肌は、シミやくすみが少なく明るく見えます。
【3】ハリ
肌の中にあるコラーゲンの生成がスムーズにおこなわれ、指で押すと押し返してくるようなハリと弾力がある状態も、美肌には欠かせない要素です。
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美肌に効く栄養素と、多く含まれる食べ物・飲み物
美肌に効く栄養素にはどのようなものがあり、それらが含まれる食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか?
また、食べ物だけでなく、美肌に 良い飲み物や、逆に避けたほうが良い食べ物なども紹介します。
【1】美肌に良い栄養素と多く含まれる食品
・タンパク質
皮膚や筋肉だけでなく、髪の毛や爪など、私たちの体を形づくってくれる大切な栄養素です。
卵、牛乳、大豆、肉類、魚類などに豊富に含まれます。
・ビタミンA
皮膚の粘膜部分の働きをスムーズにしたり、肌が新しくつくられるのをサポートしてくれる働きがあります。ビタミンAが不足すると、肌が乾燥してしまうので気をつけましょう。
卵、チーズ、レバーなどに豊富に含まれます。
・ビタミンB2、B6
肌や粘膜の機能を正常に保ってくれる働きがあります。
緑黄色野菜、牛乳、納豆など豊富に含まれます。
・ビタミンC
ハリや弾力の元となるコラーゲンの生成をサポートしてくれるだけでなく、抗酸化作用によって肌の老化を防ぐ働きもあります。
レモン、グレープフルーツ、いちご、ブロッコリーなどに豊富に含まれます。
・ビタミンE
抗酸化作用や血流を良くする働きがあり、肌の代謝を活発にしてくれます。
ナッツ類、大豆、玄米などに豊富に含まれます。
・亜鉛
体内の細胞分裂をサポートしてくれる働きがあるので、新しい肌をつくり出すのに大切な役割を果たしてくれます。
牡蠣、豚肉、牛肉などに豊富に含まれます。
【2】美肌に良い飲み物
・白湯
白湯自体には何も栄養素はありませんが、体を暖めることによって血行が良くなり、肌の透明感づくりを間接的にサポートしてくれます。
・はと麦茶
ほかの飲み物よりビタミンB群は豊富に含まれているだけでなく、利尿作用があるので不要な老廃物を体の外に出してくれる「デトックス効果」も期待できます。
・ルイボスティー
ビタミンやミネラルが豊富なだけでなく、抗酸化作用もあるため、美肌を目指すには最適なお茶です。
【3】避けた方が良い食べ物や飲み物は?
食べ物でいえば、糖分や塩分、脂質は意識しないと摂り過ぎてしまいやすいので、食事の際は気をつけましょう。
また、体を冷やす冷たい飲み物や、ビタミンCを壊したり寝つきを悪くしたりするカフェインを含んだコーヒーや紅茶、緑茶などは寝る前にはなるべく避けるようにしてください。
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美肌の大敵!代表的な肌のお悩み
美肌を妨げるのが、ニキビやシミ、そばかすなどの肌の悩み。これらは一体どういう状態で、どういった原因で引き起こされるのでしょうか。
【1】 ニキビ
ニキビとは、毛穴に溜まった皮脂を栄養にアクネ菌が繁殖し炎症を起こしている、もしくは炎症を起こす前の状態です。医学的に「尋常性ざ瘡」と呼ばれる皮膚疾患です。症状が進行するにつれ、白→黒→赤→黄と色が変化していき、炎症を繰り返すとニキビ跡が残る可能性が高くなってしまいます。ニキビは、過剰な皮脂分泌、ホルモンバランスの崩れ、ストレス、睡眠不足、偏った食生活などが原因で発生します。
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【2】 シミ
シミとは、肌の中で過剰につくられたメラニン色素が排出されずに、肌内部に蓄積されている状態です。シミは、紫外線を大量に浴びる生活を送り続けていると、老化とともに現れます。また、このほかにも摩擦や傷、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどもシミの原因です。
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【3】 そばかす
そばかすとは、1〜4mmの小さな茶色いシミの一種です。ただ、通常のシミと違って遺伝的な要素が強く、紫外線対策やスキンケアをしっかりしていても幼少期から現れます。遺伝的な要素が強いものの、紫外線対策をしていないとさらに症状が悪化してしまうため、スキンケアをしなくて良いというわけではありません。
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肌の治療するにはどこに行けばいい?
自宅でスキンケアをしたり、肌に気を使った生活をしたりするのはもちろん大切ですが、専門の施設で治療をおこなってもらうと、より高い美肌効果を得ることができるでしょう。
美肌ケアをおこなってくれるエステと美容皮膚科には、どういった違いがあるのでしょうか?
【1】美容皮膚科
美容皮膚科は 「医療機関」であり、専門の医師が所属しているのがエステとの大きな違いです。また、医療機関であるため、エステでは取り扱いができない効果の高いレーザー治療や薬液を使ったピーリングをおこなうこともできます。
美肌を目指す場合はもちろん、エステでは対処しきれない肌トラブルの解決にも一役買ってくれるでしょう。
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【2】エステ
美容皮膚科とは違って医療機関ではないため、美容皮膚科と似ている施術があったとしても、対応できる範囲や効果に差があります。深刻な肌トラブルでなく、リラクゼーションメインで通うのであれば、エステも一つの選択肢です。
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美容皮膚科での治療方法
美容皮膚科では、以下のような美肌治療・ケアをおこなっています。
【1】フォトフェイシャル(光治療)
肌に専用の機器を使って特殊な光を当て、シミやそばかすの元となるメラニンを反応させ、ハリと弾力を生み出すコラーゲンの生成をサポートします。シミやそばかすだけでなく、しわやくすみ、毛穴の開きにも効果的な治療法です。
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【2】メソフェイシャル(エレクトロポレーション治療)
医療機関でしか使用できない専用の機器を使って、美肌効果のある成分を肌の深部にまで届ける治療法です。
美肌の中でも、特に肌を白く明るくさせたいときや、ハリや弾力を取り戻したいときにおすすめです。特殊な電気パルスを用いることで、一般的な美肌治療に用いられるイオン導入の約20〜70倍もの浸透を可能にします。また、ヒアルロン酸などの高分子成分などさまざまな美容成分を導入できる点もメソフェイシャル治療の特長で、施術直後から効果を実感できる即効性の高い治療法でもあります。
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【3】レーザートーニング
やさしいパワーのレーザーを均一に面で照射し、肌の奥にあるメラニンを少しずつ減らし、肝斑を目立たなくしていく治療法です。肝斑以外にも、肌のくすみや黒ずみなどにも効果があり、「明るくて透明感のある肌」を目指す上では欠かせない治療法の一つと言えるでしょう。
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【4】水光注射
専用の機器を使って、ヒアルロン酸やアミノ酸、抗酸化成分など美容に効果のある薬剤を肌に直接注入する治療法です。成分がそのまま肌まで届くため、即効性が高く、ハリや弾力の戻りをすぐに実感できます。また、薬剤による効果に加え、創傷作用による肌再生、コラーゲン増勢効果もあります。
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日常生活でできる美肌ケア
美容皮膚科やエステを活用するのも良いですが、自宅でもセルフケアをおこなうことによって、さらなら美肌効果を得ることができるでしょう。以下の日常でできるケアを意識して生活してみてください。
【1】 正しい洗顔
洗顔でしてしまいがちなのが、清潔にしようと思うあまりに「1日に何回も洗顔する」「刺激の強いスクラブ入りの洗顔料を使ってゴシゴシ擦って洗う」という間違いです。こうした洗顔の方法をしていると、必要な皮脂までが失われ逆に皮脂が過剰分泌されたり、肌を傷つけたりしてしまいます。洗顔をするときは、洗顔料をしっかり泡立て、爪を立てないように優しく洗うようにしてください。また、洗顔後の洗い残しはニキビの元になってしまうので気をつけましょう。
【2】 適度な保湿
洗顔をした後に保湿することによって肌のバリア機能が保たれ、健康な状態を維持することができます。化粧水などで保湿したのちに乳液やクリームで保護ずることも大変重要なポイントです。ただ、乾燥肌だからといって、過剰にクリームを塗布する必要はありません。あくまで適量を心掛けてください。
【3】 バランスの取れた食事
先に紹介した栄養素やそれを多く含む食べ物、その他美容に良い飲み物を積極的に摂るようにしてください。
【4】 十分な睡眠
睡眠が不足すると、成長ホルモンがうまく分泌されず、肌の生まれ変わり(=ターンオーバー)がスムーズにできなくなります。ターンオーバーが正常におこなわれないと肌荒れにつながってしまうので、睡眠時間はしっかりと確保するようにしてください。特に22時〜2時までの間は「ゴールデンタイム」と呼ばれるほど成長ホルモンの分泌が活発になるので、その時間はなるべく外さないように心掛けましょう。
しかし、仕事などが忙しく充分な睡眠時間を取れない場合は、パソコンやスマートフォンは寝る前に極力使わないなど、入眠環境を整えることで眠りの質を高めるようにしましょう。
【5】 適度な有酸素運動
有酸素運動は体内の血行を良くし、体や肌の代謝を促進してくれます。有酸素運動には脂肪を燃焼するダイエット効果もあるため、生活の中に取り入れると、美肌効果と合わせて一石二鳥なのです。
【6】 女性はピルの服用も選択肢
女性の場合、ホルモンバランスの崩れで肌荒れを起こしてしまうことがあります。生理不順などに悩んでいる人は、ピルを服用してホルモンバランスを調節するのも一つの選択肢です。ただ、ピルは安全面を考慮して、個人輸入の通販で購入するのではなく、クリニックや病院を受診して医師に処方してもらうようにしましょう。
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まとめ
美肌を構成する、「うるおい」「透明感」 そして「ハリ」の3つの要素。これら3つの要素をすべて満たすことによって、周囲がうらやむような美肌を手にいれることができるでしょう。
そのためには、自宅でのセルフケアと専門のクリニックでの治療を合わせておこなうのがおすすめです。自分の肌質に合った最適なスキンケアで、スベスベもちもちの美肌を目指しましょう!
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