レーザー治療の施術内容
今までのレーザー治療
レーザーには即効性があり、ごく短期間でお悩みを解決出来るという大きな長所があります。
レーザー光は一般に黒い色素と反応して熱を放出します。この熱が、シミの原因であるメラニンを破壊しシミを消していきます。
ただ、従来のレーザー治療では、皮膚表面のシミに対しても皮膚の深部の太田母斑やあざに使うものと同じ波長幅のレーザーを使っているのが実情でした。皮膚科学的にも表面と深部の治療法は別々に考えられるべきであり、当然一種類のレーザーで対応できるものではありませんでした。
実際にシミで来院される方のほとんどが、皮膚表面のシミなのです。こうしたシミに対して、深くまでレーザーを作用させると、照射した部位(シミのあったところ)が数ヵ月から半年近く、赤みやかさぶた・一過性の色素沈着が残ってしまうことがあります。この欠点がレーザーは怖い・痛い・跡になるといった認識を与えていたようです。
新しいレーザー治療
当クリニックは様々な症状に適応した多種のレーザー機器を揃えています。
上記のような皮膚表面のシミや、皮膚の深部の太田母斑やあざなどの治療には、QスイッチメドライトC6を使用します。特長として、症状に合わせて2つの波長(532nmと1064nm)を選択できるので、皮膚へのダメージを最小限に抑え、周囲の組織を傷つけることなく治療が可能です。