口周りのニキビが急にできやすい原因と対策、美容皮膚科での治し方
更新日:2026年2月24日 火曜日
口周りに急にできるニキビは、ホルモンバランスの乱れ、摩擦や髭剃りなどの刺激、胃腸の不調などの刺激など、大人特有の複雑な要因が絡み合うためとても厄介です。
セルフケアで治らない場合は、美容皮膚科での医学的根拠に基づいた早期治療が跡を残さない鍵となります。
大人になってから、突然大量に発生したり、同じ場所に繰り返しできたりする「口周りのニキビ」。実は、口元は性ホルモンの影響を受けやすく、体調や生活習慣の乱れが顕著に現れる部位です。
ここでは、全国から1日80名~100名の患者様が訪れる美容皮膚科タカミクリニック ニキビ治療院の医師が、口周りニキビの根本原因から、今すぐ見直すべき正しいスキンケア、根本から治す治療法までを詳しく紹介していきます。「1日でも早く、きれいに治したい」と願う方は、日々気をつけるケアのポイントや対策を知って、口周りのニキビを早く治すヒントを見つけましょう。
※この記事は、美容皮膚科タカミクリニック副院長の山屋 雅美医師が監修しています。
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- 口周りにニキビができるのはなぜ?
- 口周りにニキビができる主な原因
- 口周りのニキビを防ぐ毎日のケア・対策
- 口周りのニキビが治らない場合は口唇ヘルペスの可能性も!
- 美容皮膚科での口周りのニキビの治し方
- まとめ
口周りにニキビができるのはなぜ?
顎や口の下を含む「口周り」は、大人ニキビの代表的な発生場所です。20代以降にできる大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れやストレス、生活習慣、間違ったスキンケアなど、いくつもの原因が複雑に絡み合っています。
そのため、思春期の頃よりも治りにくく、同じ場所に繰り返しニキビができやすい傾向があります。
口周りは、男性の髭が生えることからも分かる通り、性ホルモンの影響を受けやすい部位です。
- ・男性の場合
性ホルモンの影響に加えて、髭剃りによる刺激も口周りにニキビができる要因の一つになります。 - ・女性の場合
生理前や婦人科系の疾患などで女性ホルモンのバランスが乱れると口周りの肌コンディションに現れるため、口の周りにニキビができることがあります。
また、女性も体内で男性ホルモンの一つである「テストステロン」を分泌しています。ストレスなどによって、この男性ホルモンの分泌が増えると、口周りのニキビができやすくなります。
さらに、胃腸の働きが弱っているときやストレスや疲れが溜まっているときにも、男性ホルモンの分泌を促すコルチゾールなどのホルモンが活発化して、口周りにニキビが増えます。
ほかにも、産毛が濃い方は毛穴が詰まりやすいためニキビが発生する可能性が高くなります。
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口周りにニキビができる主な原因

口周りニキビを引き起こす主な要因を、4つ解説します。
【1】ホルモンバランスの乱れ
男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が強い場合、毛穴周囲の角化が促進されると同時に、皮脂分泌も増加するため、ニキビができやすい傾向があります。
角質が厚くなることで毛穴の出口が狭くなり、過剰に分泌された皮脂が外へ排出されにくくなります。その結果、皮脂が毛穴内部に蓄積し、アクネ菌の栄養源が増えることで、ニキビの初期段階である白ニキビ(閉鎖面皰)が形成されます。
また、女性の場合は「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という男性ホルモンに似た働きをする女性ホルモンが増えることも原因に挙げられます。もう一つの女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」よりも、生理前など分泌が増えて、プロゲステロンが優位になると、ターンオーバーが乱れる上に皮脂も増え、口周りにニキビができやすくなります。
生理前に口周りのニキビが繰り返しできる方は、月経周期に伴うホルモンバランスの変化が関与している可能性があります。
さらに、男女ともに、ストレスや生活リズムの乱れから自律神経が乱れると、ホルモンバランスが乱れて口周りのニキビを招きます。
【2】摩擦による刺激
口元は会話や食事で頻繁に動く部位です。マスクを着用している場合、その動きによって生地が口元と擦れやすくなります。さらに、食後に口元を拭ったり無意識に手で触れたりすることで、摩擦が繰り返し加わりやすい部位です。
こうした摩擦が重なることで毛穴周囲の角質が厚くなり、毛穴詰まりを引き起こしやすくなります。その結果、ニキビの原因菌となるアクネ菌が繁殖しやすい環境が整い、ニキビができやすい肌状態となって、口周りのニキビを招きます。
【3】胃腸の不調
口周りのニキビは、食生活の乱れやストレスの影響を受けやすい部位の一つです。暴飲暴食や偏食などの食生活の乱れに加え、強いストレスが続くと自律神経のバランスが崩れ、胃腸の働きが低下することがあります。その結果、肌コンディションが不安定になり、口周りにトラブルとして現れることもあります。
また、スパイスやアルコール、脂っこい食事の摂り過ぎ、胃に負担のかかる薬剤の継続使用なども、腸内環境に影響を与える要因と考えられています。腸内環境の乱れは全身の炎症や免疫バランスにも関わるとされており、その影響が肌トラブルとして現れることもあります。
そのため、口周りのニキビを繰り返す場合は、スキンケアだけでなく、食生活や体調面を見直すことも大切です。
さらに、腸内環境の悪化は免疫力や抵抗力を低下させてしまうため、ニキビを治りにくくさせます。
【4】髭剃りや産毛剃りよる過度な刺激
髭剃りや産毛剃りにカミソリを使っている場合、肌に直接刃が触れて角質を傷つけると、肌に大きな負担がかかります。剃った後の肌は、バリア機能が低下して乾燥しやすい状態のため、ケアを間違えるとニキビができてしまいます。
髭剃りや産毛剃りをしている部分にニキビが繰り返しできる方は、ケア方法が原因になっていると考えられます。ニキビ以外の肌トラブルも招くため、毛を剃る際は注意が必要です。
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口周りのニキビを防ぐ毎日のケア・対策

口周りのニキビを早く治すには、日々の生活習慣を見直すことが欠かせません。予防して悪化させないために、正しいスキンケアを知り、体調を整える生活を意識して、行動することが大切です。ここでは、日常生活でできるニキビ対策のポイントを解説します。
【1】栄養バランスを考えた食事を心掛ける
肌の健康を支えるビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養素を豊富に含んだ食べ物を積極的に摂ることが大切です。これらの栄養素は体の中でつくり出せないため、意識して摂取しましょう。外食が多い方や偏食気味な方など、食事からまんべんなく栄養を取るのが難しい場合には、マルチビタミンなどのサプリメントを取り入れて、肌に必要な栄養素を補うことをおすすめします。
また、食事では、暴飲暴食や偏食を避け、胃腸に負担をかけないよう心掛けましょう。
【2】正しい洗顔方法を身につける
毛穴に皮脂や汚れを溜めないようにすることは、ニキビ予防に必要なケアですが、1日に顔を何度も洗う、ゴシゴシ擦り洗いをするなど、顔の洗い過ぎは逆にニキビ悪化や発生の原因になります。
しっかりと泡立てた弾力泡で優しく、正しい洗顔を心掛けましょう。
正しい洗顔方法のポイント
- ①洗顔の際は、泡で顔全体を包み込むように。
- ②乾燥を避けるためにも額や鼻など皮脂の多い部位から泡をのせ、皮脂が少ない口周りは最後の方にして20秒~30秒程度で洗い流します。
- ③必要な皮脂まで落としてしまわないように。
- ④ 洗顔後はタオルで擦らず、やさしく押さえるように水分を拭き取りましょう。
洗顔の頻度・注意点
- ・洗顔料の使用は朝晩の2回まで。
- ・日中に汗や皮脂が気になる場合は、34℃~36℃程度のぬるま湯で軽く洗い流す程度に留めましょう。
ブラシを使ったりスクラブが入ったアイテムで擦り洗いするのは肌を傷つけるだけなので避けましょう。
【3】保湿ケアは十分におこなう
肌の乾燥はバリア機能の低下を招き、肌のうるおいを失うだけでなく紫外線や摩擦、雑菌などの刺激にも敏感になり、ニキビを引き起こす要因となります。また、肌の乾燥を放置していると、ニキビに留まらず、湿疹や皮膚炎などの肌トラブルにもつながります。
乾燥しているときは肌が敏感になっているからと、化粧水だけで済ませてしまうのは逆効果です。化粧水で保水をしても直後から水分は蒸発しはじめてしまうため、肌を保水したら、その上から軽めの油分で膜を張ってあげる保湿ケアを徹底しましょう。これによって、うるおいがキープできてニキビを防げます。
油分の多いクリームやオイルはアクネ菌のエサになる可能性があるため、顔全体には油分の軽い乳液やゲルを用いて保護してください。
【4】ムダ毛処理は刺激を与えない
顔剃りは刺激を与えることがNGです。絶対に力を入れず、撫でるように毛の流れに沿って剃りましょう。
男性の髭剃りには、できるだけ肌を傷つけないようにシェービングフォームや切れ味の良いカミソリを使用しましょう。また、不衛生なカミソリを使った剃毛は、雑菌の感染を引き起こす可能性がありますので、刃をこまめに交換して衛生管理を整えたりするのも効果的です。
カミソリそのものの刺激を避けるために、電気シェーバーを使って髭剃りをすることをおすすめします。女性は、顔の産毛専用の電気シェーバーを選ぶとよいでしょう。
もし、産毛が濃くて日常的に顔剃りをしているのであれば、顔脱毛をするとニキビができにくくなります。
【5】ストレスを溜めない
ストレスや不規則な生活リズムは、自律神経のバランスを崩しホルモンバランスの乱れに繋がります。忙しさのあまり、夜更かしや食事を抜くなど不規則な生活を送っていると、体内リズムが崩れてホルモンバランスが乱れます。
ストレスを溜めないように、適度な運動や趣味に没頭する時間を生活に取り入れ、うまくストレスを発散させましょう。また、睡眠不足にならないように、毎日同じ時間帯にベッドに入って起きるリズムを心掛けると、睡眠の質が上がって徐々にホルモンバランスも整いやすくなります。
セルフケアで心掛けても、口周りのニキビを繰り返す場合は、皮膚科や美容皮膚科の医師に早めに相談することをおすすめします。
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口周りのニキビが治らない場合は口唇ヘルペスの可能性も!

ニキビが口周りだけできる、口の周りだけニキビがなかなか治らない場合には、「口唇ヘルペス」の可能性があります。
口唇ヘルペスとは、ニキビとは違い、単純ヘルペスウイルスによる感染症の一つです。唇や口の周りに小さな発疹や水ぶくれができるのが特徴になります。
疲れや睡眠不足などで免疫力が低下しているときに発症し、ピリピリ・チクチクと痛みを感じることもあります。
口唇ヘルペスとニキビは原因が異なるため、どんなにニキビ対策をしても治りません。対策が遅れて化膿すると跡になることもあるため、早めに皮膚科を受診して口唇ヘルペス用の薬を処方してもらうことをおすすめします。
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美容皮膚科での口周りのニキビの治し方
セルフケアで改善しない、あるいは「一刻も早く、かつ跡を残さずきれいに治したい」と願うなら、美容皮膚科でニキビに特化した専門的な治療を受けるのがおすすめです。
タカミクリニックには、ニキビ治療に特化した「ニキビ治療院」があります。単に炎症を抑えるだけでなく、「ニキビを繰り返さない肌質」へとと導く独自の治療を提供しています。
ここでは、実際に口周りのニキビを早く治す方法として、タカミクリニックでおこなっている治療方法を紹介します。
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【1】ピーリング

ニキビの根本原因である「毛穴の詰まり」と「肥厚した角質」を優しく整えるピーリングは、口周りのゴワついた肌をなめらかにし、ニキビができにくい肌環境へと導きます。
また、ターンオーバーを促することで肌のバリア機能を整え、新たなニキビの予防や、炎症を伴う赤み、ニキビ跡の色素沈着の改善を目指します。
タカミクリニックでは、院内施術では、イオン導入の前にソフトピーリングをおこなっています。ピーリングの作用によってイオン導入の効果をさらに高め、有効成分を効率的に肌へと届けニキビを改善していきます。
ソフトピーリングについて詳しく見る
【2】イオン導入

イオン導入は、電気の力を使うことで、普通に肌に塗布する30倍~100倍近い浸透率で有効成分を肌に浸透させることができる治療です。
タカミクリニックでは、抗男性ホルモン薬やビタミンCE誘導体、ビタミンC誘導体などニキビの原因にアプローチする有効成分を配合したオリジナル導入液を使用します。また、独自開発したイオン導入器を用いることで、肌への刺激を最小限にしながらも効率的にニキビの有効成分を肌の奥へと浸透させるため、高い効果が期待できます。
ターンオーバーの正常化や過剰な皮脂分泌の抑制、毛穴の引き締め、アクネ菌の増殖抑制など、初期のニキビから痛い炎症性ニキビに対してもさまざまなアプローチが可能です。ニキビを治しながら、同時にニキビができにくい肌質へと改善していきます。
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【3】LED治療

LED(発光ダイオード)を用いた光治療で、タカミクリニックでは、「ヒーライトⅡ」という医療用LED治療器を使用しています。
ヒーライトⅡには、アクネ菌の増殖を抑制することでニキビの炎症を鎮静したり、コラーゲン生成や肌のターンオーバーを促す作用もあります。ニキビの治りを早めるだけでなく、口元に残りやすい「ニキビ跡の赤み」の回復も強力にサポートします。
イオン導入やメソフェイシャル、レーザー治療と併用すると、より相乗効果を発揮します。
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【4】ニキビ圧出(面ぽう圧出)

専用の面ぽう圧出器を使って、ニキビの中にある皮脂や膿を取り除く方法です。初期のニキビである面ぽう(白ニキビ)に圧出治療をおこなうと、ニキビを進行させることなく早い段階で治すことができます。症状が進行して膿を伴ったニキビでは、慎重に膿を出してあげることでより早くニキビを改善させます。
タカミクリニックではニキビ圧出をLED治療やイオン導入と組み合わせておこなうことで、より高い殺菌効果や炎症抑制効果を発揮させ、ニキビの悪化を早期に防ぎニキビ跡を最小限に抑えるアプローチをしています。
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【5】オリジナル治療薬

タカミクリニックでは、臨床経験を活かし開発した独自開発のオリジナル治療薬をご用意しています。
自宅治療用のピーリング薬だけでも20種類以上。
その他、アクネ菌の増殖を抑えて炎症を鎮めるローションタイプの外用薬や、皮脂腺を縮小させて皮脂分泌をコントロールすることで炎症性ニキビの改善を目指すビタミンA誘導体を主成分とした内服薬など、さまざまな治療薬を取り揃えています。
これらを一人ひとりのニキビの症状や肌質に合わせて医師が組み合わせ、処方しています。口周りの繰り返すニキビにお悩みの方からも、多くご相談をいただいています。
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まとめ
口周りのニキビは、ホルモンバランスの乱れ、日々の摩擦や髭剃りなどの刺激、胃腸の不調などといった複数の要因が重なり合って発生します。大人特有の「繰り返すニキビ」を根本から治すには、生活習慣やスキンケアの見直しが不可欠です。
口周りは特に目につきやすい部分なので、早く治したい方は、美容皮膚科でニキビの専門的な治療を受けるのがおすすめです。
美容皮膚科タカミクリニックでは、開院以来の豊富な臨床データに基づき、一人ひとりの症状に合わせた「跡を残さない治療」を徹底しています。セルフケアで限界を感じたら、悪化して跡になる前にご相談ください。ニキビを繰り返さない健やかな肌を一緒に取り戻していきましょう。
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