ニキビQ&A/知恵袋
Q.22ニキビと赤ら顔は関係がありますか?
一般的に言われる「赤ら顔」とは、皮膚の浅いところの毛細血管が拡張して皮膚表面から毛細血管中のヘモグロビンの赤い色素が透けて顔が赤く見える「毛細血管拡張症」のことを指します。しかし、この毛細血管拡張症以外に「顔が赤く見える」「顔に赤みを帯びる」原因として、炎症性の赤ニキビやニキビ跡の赤み、極度の肌の乾燥、脂漏性皮膚炎、酒さなどの肌トラブルがあげられます。炎症を伴う赤ニキビを繰り返して慢性化している人は、ニキビの炎症とニキビ跡の赤みが混在しているため、常に肌が赤みを帯びている状態になっていることからも、ニキビ・ニキビ跡と顔の赤みは関係していると言えます。
尚、「ニキビ跡の赤み」とは、ニキビの炎症が跡として残っている状態です。炎症によるダメージを修復しようと皮下組織で集中的に毛細血管が作られたことに加え、炎症ダメージで皮膚が薄くなったことで、毛細血管中のヘモグロビンの赤い色素が透けて見えています。