ニキビQ&A/知恵袋
Q.29保険診療で出してもらえるニキビの薬はどんなものがあるのでしょうか?
保険適用内のニキビ治療薬は、外用薬と内服薬があります。昔は保険適用の外用薬は抗生剤やイオウ製剤などしか選択肢がありませんでしたが、2008年に保険適用薬として認可された「ディフェリンゲル」を筆頭に、現在では保険適用でのニキビ治療薬の選択肢が増えています。保険適用内でのニキビ治療では、ピーリング作用で毛穴のつまりを取る塗り薬でコメド治療薬と呼ばれる外用薬が主流になっており、ディフェリンゲル(一般名:アダパレン)、ベピオゲル(一般名:過酸化ベンゾイル)、エピデュオゲル(一般名:アダパレン/過酸化ベンゾイル)や、ピーリング薬と抗菌薬を合わせたデュアックス配合ゲル(一般名:リンダマイシンリン酸エステル水和物/過酸化ベンゾイル)があります。その他には、抗菌薬外用(ダラシンゲル、アクアチムローション、ゼビアックスローションなど)、抗真菌薬外用(ニゾラールローション、ナジフロローションなど)や、抗生物質、ビタミン、漢方などの内服薬が処方されます。